2018年10月17日 - 10月21日開催 World Robot Summit 2018 | 2020年8月・10月開催 World Robot Summit 2020
サービス
パートナーロボットチャレンジ
(リアルスペース)
概要
参加者は3つのタスクの総合点で競います。
全てのチームは、トヨタ自動車株式会社製のロボット(HSR : Human Support Robot)を使い、
同一のハードウェアの条件のもと競います。
1. パートナーロボットチャレンジ
(リアルスペース)
2. スキルチャレンジ
3. ファイナル –
ロボットと暮らす未来を見せて
標準プラットフォームロボットのトヨタ自動車株式会社のHSR
1. パートナーロボットチャレンジ
(リアルスペース)
パートナーロボットチャレンジのコンセプトは人とロボットの協調です。障害者だけでなく、子どもや老人と暮らす家庭において、人とロボットが助け合い豊かな暮らしの実現を目指しています。
競技はロボットだけが単独でタスクを遂行するのではく、ユーザとのコミュニケーションや作業の分担などを通じて、ロボットと人が協調するための技術を競います。
人とロボットの協調がこのチャレンジの大きな特徴になります。
2. スキルチャレンジ
2.1 あれ、取ってきて
指示された部屋の中のモノを取ってくるタスク
タスクの目標
- ・オペレータが指示する、既知物体4個・事前に提示された未知物体1個を取ってくる
- ・指示されたモノがオペレータに手渡しされた、もしくはオペレータ付近の指定されたエリア内(床面2D投影内)に入ればタスクが完了
技術的フォーカス
物体記憶、HRI、semantic mapping、object perception and manipulation
2.2 お願い、部屋を片付けて
部屋の中のモノをあるべき場所に片づけるタスク
タスクの目標
- ・正しくない位置にあるモノを所定の片づけスペースに片づける
- ・Stage1:子供部屋の散らかったおもちゃをおもちゃ棚の所定の場所に片付ける
- ・Stage2:リビングとダイニングの散らかった物をユーザに確認しながら捨てるor片付ける
技術的フォーカス
- ・Stage1: semantic mapping, object perception and manipulation
- ・Stage2: HRI, semantic mapping, unknown object perception and manipulation
3. ファイナル – ロボットと暮らす未来を見せて
人を安心・幸せにしてくれるパートナーロボットの未来の姿をデモンストレーションする。
家に独り残された何らかの不自由さを持った人を助けてくれる、Robotics for Happinessを実現するようなデモンストレーションを行う。
前提条件
- ・家庭環境
- ・ユーザが一人で家にいる
- ・ユーザには何らかの不自由さがある
- ・想定する不自由さ(1つ以上の不自由さを想定)は予め用意されたリストから選択またはチームの独自想定による。
競技
- ・プレゼン・デモ
- -シーンの解説 2分
- -デモ(寸劇) 10分
- ・Q&A 5分
評価
デモとインタビューが評価の対象になります。
- ・デモ全体
- ・デモにおける人間とロボットのインタラクション
- ・デモにおけるロボットの自律性
- ・日常生活においてのロボットの実用性と有用性(商品化が可能か?)
- ・斬新さと(科学的)貢献度(+社会への貢献度)
- ・デモの難易度と達成度